トラットリア・アグレステのブログ

茨城県石岡市のイタリアンレストラン

自家製セミドライトマト。

こんにちは。

 

シェフの大洲です。

 

本日は自家製のセミドライトマトについてお話しします。

 

まずドライトマトとは、簡単に言えば水分を抜いたトマトです。

水分を抜く事により、トマトの甘み・うま味が凝縮します。

調味料として使う事もでき、イタリアンには無くてはならない食材です。

 

では、セミドライトマトとは?

完全に乾燥しきっていないトマトです。

簡単に言えばフレッシュトマトの良さとドライトマトの良さを掛け合わせたものがセミドライトマトとと言った所でしょうか。

完全なドライであれば水分が無いので常温保管でも問題ありません。

ただセミドライトマトですと水分があるので、酸化・腐敗が進みます。

保管は冷蔵で、煮沸した瓶にひたひたのオリーブオイルに入れる事により、酸化・腐敗を遅らせる事ができます。

 

では作っていきましょう。

f:id:AGRESTE:20170521175503j:plain

ローストする前のチェリートマト

 

材料はいたってシンプルで、チェリートマト、オリーブオイル、にんにく、お好みのハーブのみ。

トマトをカットしてオーブンにいれ、低温で23時間ロースト。

セミドライなのである程度水分が抜ければOK

更に天日干しするとうま味が濃縮。

f:id:AGRESTE:20170521181256j:plain

あとは室温で冷まし、煮沸した瓶にセミドライトマト、にんにくを入れ、ひたひたのオリーブオイルを入れれば完成。

パスタに和えたり、ピッツァ・パンに乗せたり、サラダに乗せたりと使用頻度は様々。

f:id:AGRESTE:20170521181917j:plain

ご家庭であれば、冷奴・納豆・うどんなどとも相性がいいですね。

イタリアンな手軽に出来るおいしい常備菜としてご家庭にいかがでしょうか。

f:id:AGRESTE:20170521175316j:plain